引きこもりというとマイナスイメージが大きいようです。
いろんな事情によって外界とのつながりを絶つのは、本人にとっても辛いことでしょう。
しかし、根本的な部分を解決するには、本人の意識や努力も必要になると思われます。
外部の人間ができることは、本人の意識が少しでも外に向かうことにつながる手助けくらいしかないでしょう。
政府の推計によると約70万人がこの引きこもり状態にあると言われています。
さらに155万人の予備軍もいると推計されています。
しかし、専門家によると実態ははるかに深刻でこの数字も控えめだと言わざるを得ない状況だそうです。
労働力不足が叫ばれている日本にとって、多くの若者が社会に参画しないという事態は、まさに深刻です。
一つのアプローチとして、彼らが好む嗜好を何らかの生産活動に結びつけようとする動きがあります。
彼らは、大半の時間を音楽や映像あるいはインターネットに費やしていると言われています。
つまり、彼らが結果として得ているそれらの分野の知識を現実社会に活用することが出来ないかという試みです。
実体社会でも、これらの業界で働く多くの若者が半ば閉じこもった環境で働くことが多いと言われています。
つまり一種の引きこもり状態に耐えられる人に適している仕事が世の中にはあるということになります。
例えば、インターネット関連技術の開発には、数万人規模の技術者が不足すると予想されています。
現在、引きこもり状態にある若者の内、ほんの数%でもこの分野に参加してくれたら日本の情報分野は飛躍的に発展する可能性があります。
このような取り組みが進み、彼らの多くが色々な形で社会復帰できればいいなと思います。