何かをきっかけにして、自宅に引きこもり状態になる若者が社会問題になっています。
しかし、真の被害者は彼ら自身かもしれません。
外界との接触を断ち、自分の世界に閉じこもる原因が何かは別にして、現状を打破したいと考えている若者は少なくないでしょう。
おそらく本人が一番苦しんでいるのではないでしょうか。
いたずらに、ゲームや音楽の世界に留まっているのは、そうせざるを得ない状況にあるからかも知れません。
心のどこかで、こんな状況から抜け出したいという願望と、今の状況への絶望と自己嫌悪が混じり合っているかもしれません。
もし現状からの逆転を彼らが望んでいるなら、それを積極的にサポートすることが必要になります。
本来、家族が主導するべきでしょうが、ある種の甘えや遠慮が介在する可能性があるので、第三者が主導するほうがむしろ思い切った策が取れるかもしれません。
その一つに、夏休みや冬休みといった特定の時期を利用する方法です。
多くの人が休みを取って楽しむ時期に合わせて、引きこもり状態から最初の一歩を踏み出すきっかけを作るという考え方があります。
その際、単に遊ぶだけではなく、ボランティア的な仕事を絡ませる方が効果的かもしれません。
自宅から通うのではなく、住み込みといった状況に大きく転換するほうが割り切れる可能性が高いでしょう。
その際、一人でないことを演出するべきです。
つまり、同じ境遇の若者たちが協力しあう状況を作ることが考えられます。
この経験をきっかけにして、自然に引きこもりが解消されるよう周囲が協力すべきでしょう。
それが彼らにとって未来を切り開くきっかけになると思いますよ。